内容 | 2020 Darwin Day Special Nights
かくのごとき科学観 This View of Science
2020年2月10日(月)、11日(火・祝)、 12日(水)
会場:下北沢・ダーウィンルーム2Fラボ
料金:各回大人¥2,500学生¥2,000高校生以下¥1,500 税込▷おいしいコーヒーか紅茶付き
チャールズ・ロバート・ダーウィンは、イングランド西北部の商業都市シュルーズベリで1809年2月12日に生を受けました。ダーウィンが1859年に発表した『種の起源』は,文字通り一夜にして世界を変えました。その影響は今も続いています。2月12日は、そのダーウィンの偉業を思い起こすと共に、われわれの来し方行く末を考え直す契機とすべく、世界的にダーウィン・デイと呼び習わされ、世界中で記念イベントが開催されます。
『種の起源』の末尾は、「かくのごとき生命観」で結ばれています。そこでダーウィンルームにおける2020年ダーウィン・デイ記念イベントの総合テーマは「かくのごとき科学観」。今年もダーウィン研究の第一人者である渡辺政隆氏をメインホストに、進化論のみならず科学について楽しく語り合います。
☆スペシャルトークイベント
第1夜 2月10日(月)19:30~21:30 「科学エッセイの愉悦」
最相葉月+渡辺政隆
科学を語るジャンルの1つ科学エッセイ。日本では、寺田寅彦、中谷宇吉郎に始まる伝統があります。古くは『枕草子』に見るように、季節の移ろいを絡めた随想にその起源を求めることも可能かもしれません。渡辺さんの『一粒の柿の種』岩波現代文庫版出版に合わせ、文庫版解説を執筆した最相さんをお迎えし、今宵一夜、科学エッセイの魅力について語り合います。
第2夜 2月11日(火・祝)18:00~20:00「グールドに学ぶ進化論の愉しみ方」
向井万起男+渡辺政隆
名著『ワンダフル・ライフ』で知られるスティーヴン・ジェイ・グールドは、著名な進化生物学者であると同時に科学エッセイの名手としても知られています。彼が扱うテーマは、科学のみならず、ミッキーマウス、ハーシー社のチョコバー、大リーグなど、ポップカルチャーの愉快な話題満載です。大のグールドファンで大リーグ通でも知られる向井さん流の進化論の愉しみ方を大いに語っていただきます。
第3夜 2月12日(水)19:30~21:30「勝手に超ダーウィン賞」
植木不等式+渡辺政隆
世の中にとって逆説的に有益な間抜けな愚行に授けられるダーウィン賞という、自然淘汰説をパロディにしたブラックジョークがあります。それとは関係なく、『ぼくらの哀しき超兵器』の著者でサイエンスライターの植木不等式さんの案内でサイエンスの愉快な応用例を鑑賞しながら、みなさんと大真面目に独自の超ダーウィン賞の選定をしてダーウィンさんの誕生日を盛り上げましょう。
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