内容 | 九州大学大学院の科学コミュニケーション教育として、大学院生が「STSステートメント」を作成し、福岡市内で開催するサイエンスカフェで市民に向けて発表し、その内容について市民と率直な意見交換を行うという取組みを進めています。「STSステートメント」とは院生の研究成果が将来の社会にどのような影響を与えるかを予測し、問題が発生しそうな場合(例えば環境問題等)には、それにどう対処するかをまとめた宣言(ステートメント)です。それをサイエンスアゴラの場で発表し全国からの来場者の皆様との交流を実現したいと考えています。社会との科学コミュニケーションを通じた大学院生の研究倫理意識の醸成を狙いとした取組みです。
科学コミュニケーションや研究倫理に御関心のある皆様はぜひご参加をお願いいたします。
(プログラム)
15:00~15:15 趣旨説明(小林 俊哉)
15:15~15:35 STSステートメント 「宇宙ゴミの脅威 ~ 安全な宇宙空間の実現~」(田島 喜和)
15:35~15:55 STSステートメント 「インクルーシブ社会を目指す情報提供のあり方」(松原 武志)
15:55~16:15 STSステートメント 「地上における宇宙線ミュオンの実測とその応用」(亀井 智子)
主催者: 九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター(責任者:小林 俊哉)
開催日時: 2021年11月6日(土) 15:00~16:30
入場料・参加費等無料
後援:科学技術社会論学会 |