日本サイエンスコミュニケーション協会
 

 

2022年度 サイエンスコミュニケーション実践講座

1 開催の趣旨

 日本サイエンスコミュニケーション協会は、サイエンスコミュニケーションを促進することにより、社会全体のサイエンスリテラシーを高め、人々が科学技術をめぐる問題に主体的に関与していける社会の実現に貢献することを使命としております。そのためにはサイエンスコミュニケーションの普及と関係者のネットワーク形成が重要です。全国各地でサイエンスコミュニケーションを担う皆さんの活動を奨励、支援し、促進することを目的に「日本サイエンスコミュニケーション協会認定サイエンスコミュニケーター」(通称:JASC認定サイエンスコミュニケーター)の認定制度を実施しています。
 この認定制度は、講座、実践、実績の3点から審査をして認定を行いますが、その根幹を成すのが、日本サイエンスコミュニケーション協会のサイエンスコミュニケーション実践講座です。本講座は、サイエンスコミュニケーションの基本から実践的知識・技術を提供するものです。サイエンスコミュニケーションの「基本的な考え方」「ライティング」や「外部資金活用」などの一般性のある知識と手法を学び、具体的活動として「サイエンスカフェを企画する」ことを体験する「実践講座」を実施します。
この実践講座に参加し、修了された方は「JASC認定サイエンスコミュニケーター」の資格要件の一つである「サイエンスコミュニケーション又はリスクコミュニケーション講座の修了」を満たすことができます。
 なお、日本サイエンスコミュニケーション協会のサイエンスコミュニケーター資格認定制度については要綱をご参照ください(2023年2月1日以降)。

2 主催者
 主催:日本サイエンスコミュニケーション協会

3 開催場所・日時
  (1)開催日時:2023年2月4日(土)、5日(日)10:00~16:00(開場9:45)
  (2)実施方法:Zoomによるオンライン研修会
  (3)定  員:10名程度
  (4)参 加 料(資料・事務処理費用):
    正会員 :3,000円
    学生会員:3,000円
    一般会員:3,000円
    賛助会員:3,000円
    非会員 :6,000円
 
 参加料は以下の口座に1月31日までに必ずお振込みください。振り込み人のお名前のまえに「JASC」と記入してください。1月31日までにご入金が確認できましたら、テキスト、入室情報をお送りします。
 振り込み口座 三菱UFJ銀行三鷹支店(店番222)
       普通口座
       口座番号:0130029
       口座名:一般社団法人 日本サイエンスコミュニケーション協会
           シャダンホウジン ニホンサイエンスコミュニケーションキョウカイ

4 参加対象:
 サイエンスコミュニケーターに関心のある学生・大学院生、科学技術の活用に関心のある市民、幼稚園・保育園・小中高等学校の教員、科学館職員、科学館運営サポーター等

5 内容
 本講座では、サイエンスコミュニケーションに関心のある学生・大学院生、市民を対象として、サイエンスコミュニケーターとしての基本的知識・技術を学び、「サイエンスコミュニケーション」の実践的事項を習得します。
 そのため、本講座では大きく「科学コミュニケーションの全体像の理解」と「外部資金の導入とそのマネージメント」及び「サイエンスカフェによる科学的テーマによるサイエンスコミュニケーション」の実務を体験します。サイエンスコミュニケーション・スキルの習得と実践例である「サイエンスカフェ」を含む「科学的活動」の「企画書」を参加者が作成し、発表します。

6 日程
  

実施日

  
  

講義名

  
  

概要

  
  

講師

  
  

所属

  
  2月4日
  午前 10:00
  

はじめのことば

  
      渡辺政隆     日本サイエンスコミュニケーション協会会長
  2月4日
  午前 10:05
     〜 10:50
  

サイエンスコミュニケーションの理解と拡がり

  
  

講座の進め方とサイエンスコミュニケーションが生まれてきた背景や基本的な考え方を学ぶ。博物館を事例にサイエンスコミュニケーション活動とその広がりを学ぶ。

  

 

  
高安 礼士  

日本サイエンスコミュニケーション協会特別会長補佐

  2月4日
  午前 11:0

     〜 11:50

  

サイエンスコミュニケーションのマネジメント

  
  

サイエンスコミュニケーション活動を実施するためには、資金の獲得から計画の実施までの様々な運営に関する知識や技術が必要となる。ここでは、様々な科学的活動の計画とその運用について学ぶ。

  
高安 礼士 日本サイエンスコミュニケーション協会特別会長補佐

  2月4日
  午後 13:30

     〜 15:30

  

サイエンスライティング

  
  

科学技術について非専門の方々と語り合うためのコミュニケーション能力のうち、「書く」ことに焦点を絞った内容を学ぶ。

  

受講者は課題「身の回りの科学についてのショートエッセイ: 800 ~ 1000 字で独自のタイトルを付ける」を事前に提出すること。

  
渡辺 政隆日本サイエンスコミュニケーション協会会長

  2月5日
  午前 10:00

     〜 10:50

  

サイエンスコミュニケーション活動の運営

  
  

  科学館におけるサイエンスコミュニケーションの実際について、施設運営からプログラムの事例を交えて紹介する。
  

  
高尾 戸美多摩六都科学館 特別研究員 / 多文化共生コーディネーター

  2月5日

 午前 11:00

    〜 11:50
  

サイエンスコミュニケーションとリスクコミュニケーション

  
  

市民を対象としたサイエンスコミュニケーションにおいては、科学技術のメリットとデメリットの両面からの議論が必要である。サイエンスカフェの事例も踏まえ、多様な場面でのコミュニケーションのあり方について解説する。

  
佐々 義子くらしとバイオプラザ 21 常務理事

  2月5日
 午後 13:00
        〜

  

サイエンスカフェ・科学的活動の実際

  
  

講座受講者が企画したサイエンスカフェ・科学的活動を発表し、各グループについて評価、議論を行う。

ひとり  15 分× 10 人

意見交換  30 分

  

佐々 義子

高安 礼士




7 参加方法
 ※ 定員に達しました。
 以下のフォームからお申込みください。
 1月25日 10時より、参加申込み受付を開始します。先着順とさせていただきます。
 キャンセル待ちも若干名受け付ける予定です。
 続いてライティングの課題も提出していただきます。

 

サイエンスコミュニケーション実践講座 ※定員に達しました

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