さて、お待たせいたしました。
最後のグループのテーマは、「昆虫」。
JASC若手の会奈良支社から
上田がお届けいたします。
みなさん、昆虫といえば、何を思いつきますか?
飼ってみる、眺めてみる、害虫、もしかして食糧・・・?
昆虫の未来をどう表してもらうか?
実は本番開始前の打ち合わせの段階ですでに白熱した議論が繰り広げられておりました。
昆虫の進化を考える?
昆虫と共生を考える?
でも生物学の知識がないと難しい内容はちょっと・・・
え?子供の参加者もいるの?
どうしようどうしよう・・・
と、ゲスト研究者加藤様に限らず
百瀬様、村岡様を巻き込みながら
議論が繰り広げられ行き着いた結論はなんと!
100年後の昆虫テーマパーク!
作品がこちらです。
どん!
カオスさにあふれていますが、
あふれる夢はどのチームにも負けていません!
楽しそうなお人形さんたちにもご注目。
お品書きを簡単にご紹介すると・・・
・太陽光から得たエネルギーで全電力を供給するエネルギーシステム
・産業を活性化すべく養蚕養蜂→はちみつ食べ放題
・遺伝子組み換え技術で食用昆虫の大型(食糧問題の解決)
・同じく昆虫食レストラン
・世界中の植物が集まる温室(教育)
・近づくとまきつかれる植物アトラクション
(昆虫と植物はお友達です。)
・昆虫に乗って空を飛べる!
・そしてアスパラパーク(管理人は私です)
さまざまな夢のある未来が紹介されましたが
それが提案されるたびに
グループリーダーの加藤さんが
「昆虫の大型化は食糧問題につながるよ」
「養蚕養蜂は少なくなった産業の保護につながるよ」
と意見を出していただき
ただ何となく出した意見を
社会問題とつなげるきっかけとしていただいたのが
印象的でした。
こんなテーマパークが
いつかできる日が来たらいいなあ・
最後に、加藤さんがおっしゃった一言をご紹介。
「100年後、今みたいに畜産が盛んと思いますか?」
簡単に調べてみたところ
食べたもののエネルギーを体の重量に変換する効率は
家畜 1-3%
魚類 約10%
昆虫 約40%
といわれているようです。
近い将来、この昆虫テーマパーク
いくつか実現するかもしれませんね。
専門外の内容にも、突拍子もない意見にも
優しく意見してくださった加藤さん
本当にありがとうございました。
さてさて
DEナイトの3作がそろいました。
みなさんのお気に入りの作品はありましたか?
次回のイベントでまたお会いできることをたのしみにしています。
それでは!
奈良先端大
上田和季