日本サイエンスコミュニケーション協会
 

 

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2019/10/28

JASC2019年度 研究・定例会の実施報告

| by 管理者
JASC2019年度第1回定例会・研究発表会:7月27日(土)午後1時半から 筑波大学茗荷谷校舎

1.テーマ:「サイエンスコミュニケーションとその広報」

2.開催の趣旨
研究開発委員会では発表・情報交換の場としてのJASC研究発表会を半期に一回程度開催します。JASC研究発表会は、広くケーススタディを扱うとともに、サイエンスコミュニケーションのフレームワークを明確化した研究の成果や知見を共有する場としています。また、特定のテーマに基づく定例会を年2回ほど開催しています。
2019年度第1回研究会のテーマは「サイエンスコミュニケーションとその広報」です。サイエンスコミュニケーションの実践を進める上で広報活動の重要性は言うまでもないことですが、本研究会ではその具体的方策とサイエンスコミュニケーションの関係を考えます。

3.プログラム
発表1:第7回JAPOS研修会「理論と実践:サイエンスコミュニケータとしての天文台解説員」の実施報告
発表者: 宮本孝志(南阿蘇ルナ天文台)
発表2:手塚治虫を介した科学技術とマンガの相互作用のモデル検討~静岡科学館手塚ロボと大阪万博手塚ロボの事例から~
発表者: 藤吉 隆雄(国立情報学研究所)
発表3:日本の女子に向けたOut-of-school TIME STEM Programの開発と科学コミュニケーション
発表者:五十嵐 美樹(東京大学大学院)
研究発表(15:30~15:30)(発表15分 質疑応答5分)
発表4:サイエンスコミュニケーションと公共性―アカデミックディスコース実践としての『Share Study』
発表者: 青山俊之(筑波大学大学院人文社会科学研究科国際日本研究専攻)
発表5:サイエンスコミュニケーションにおける学生の役割とその変遷 
発表者:讃井 知(筑波大学大学院 )、青木 優美 (総合研究大学院大学 )

参加者 16名
JASC2019年度第2回定例会・研究発表会:2019年10月27日(日)福岡市科学館

1.テーマ:「サイエンスコミュニケーションとその広がり」

2.開催の趣旨
研究開発委員会では発表・情報交換の場としてのJASC研究発表会を半期に一回程度開催します。JASC研究発表会は、広くケーススタディを扱うとともに、サイエンスコミュニケーションのフレームワークを明確化した研究の成果や知見を共有する場としています。また、特定のテーマに基づく定例会を年2回ほど開催しています。2019年度第2回研究会のテーマは「サイエンスコミュニケーションとその広がり」です。本研究会ではその具体的事例とサイエンスコミュニケーションの広がりと今後の展開を考えます。今回は研究発表会として本協会会員の研究発表5件を行います。

3.プログラム
発表1:サイエンスカフェの広がり「サイエンスカフェにいがた」と「サイエンスカフェ@ふくおか」の事例
発表者: 小林良彦(九州大学 基幹教育院 次世代型大学教育開発センター)
発表2:「小中学生のIoT教育を高専生がサポートする学習エコシステムの構築」
発表者: 山崎 充裕(熊本高等専門学校)
発表3:「公開天文台におけるサイエンスコミュニケーションの実際1-3G型天体観察会の実践,そしてTM分析を通して-
発表者:〇武藤 祐子・宮本 孝志(南阿蘇ルナ天文台)
発表4:参加型プログラムを用いた福岡市科学館における新たな取り組み 
発表者: 秋本 頼子(福岡市科学館)
発表5:手塚治虫のマンガ作品以外での科学技術の表象~静岡と愛知(と福岡?)に現存する実作ロボ、科学館と警察にある自筆イラスト~
発表者:発表者: 藤吉 隆雄(国立情報学研究所)
発表6:科学博物館におけるサイエンスコミュニケーター養成講座― 展開の成果と課題 ―
発表者:高安 礼士・内野 亜沙美(福岡市科学館)
テーマ:科学ジャーナリズムの現況~様々な分野での新しい試み~     

参加者 15名

JASC研究会(20191027)予稿集-2.pdf
12:00 | 拍手する | 拍手数(0)
2019/03/18

JASC2018年度 研究・定例会の実施報告

| by 管理者
JASC2018年度第1回定例会・研究発表会:2018年5月20日(日)(国立科学博物館付属自然園)

開催の趣旨
研究開発委員会では発表・情報交換の場としてのJASC研究発表会を半期に一回(程度)開催します。JASC研究発表会は、広くケーススタディを扱うとともに、サイエンスコミュニケーションのフレームワークを明確化した研究の成果や知見を共有する場とします。
定例会のテーマは「サイエンスコミュニケーションの広がり」で、新しい科学技術の社会実装化に伴うサイエンス・コミュニケーションの例として慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの方々にその取組のご紹介と本協会で事業紹介していただいた方々の研究発表が行われます。

テーマ:科学コミュニケーションの現在~全国各地での取り組み~ 
発表1:高校におけるサイエンスカフェの事例について-地元大学の教員を招いて-
発表者:○城守 寛、千田和則(岩手水沢高校)、佐々義子、笹川由紀(くらしとバイオプラザ)、由比 進(岩手大学農学部)
発表2:「食と健康教室」を通じたヘルスリテラシー教育と食のリスクコミュニケーションの実践
発表者:本間 直幸(北海道情報大学 医療情報学部 医療情報学科)
発表3:模擬講義を通した科学コミュニケーションの実践
発表者:小林良彦(九州大学 基幹教育院 次世代型大学教育開発センター)
発表4:育種分野におけるゲノム編集技術に関するサイエンスコミュニケーションの現状について 
発表者:笹川由紀(くらしとバイオプラザ21)
発表5:「『サイエンスコミュニケーター』は職業にできるのか」
発表者:本田隆行(科学コミュニケーター;2017年日本サイエンスコミュニケーション奨励賞受賞)

基調講演
テーマ: ドローン前提社会に向けた人材育成およびコンソーシアムの活動内容について
発表者:原田久美子(慶應義塾大学政策・メディア研究科 研究員)
    南 政樹 (慶應義塾大学SFC研究所 ドローン社会共創コンソーシアム副代表、政策・メディア研究科 特任助教)

参加者 24名
JASC2018年度第2回定例会・研究発表会:2018年9月9日(日)筑波大茗荷谷校

テーマ:科学ジャーナリズムの現況~様々な分野での新しい試み~     

開催の趣旨
研究開発委員会では発表・情報交換の場としてのJASC研究発表会を半期に一回程度開催します。JASC研究発表会は、広くケーススタディを扱うとともに、サイエンスコミュニケーションのフレームワークを明確化した研究の成果や知見を共有する場としています。また、特定のテーマに基づく定例会を年3回ほど開催しています。第2回定例会のテーマは「科学ジャーナリズムとサイエンスコミュニケーション―メディアによる違いを考える―」で、新しい世界情勢の中で科学技術の社会実装化に伴うサイエンスコミュニケーションの例として科学技術ジャーナリズムの方々にその専門領域での取り組みとメディア選択を考えます。

フォーラム/ 対話
  科学ジャーナリストはサイエンス・コミュニケーションのひとつの領域の専門性の高い職能集団と考えられているが、その中ではメディアによっては必ずしも同様な方法論で行っているわけではなく、また人材育成にも違いが見られます。今回は、科学ジャーナリズムの中における様々なメディア選択の違いによるコミュニケーションポリシーの違いなどについて質問または対話形式で考えることとしました。

話題提供1:テーマ「活字メディアとサイエンスコミュニケーション」
発表者:佐藤 年緒(日本科学技術ジャーナリスト会議 会長/元JST  科学コミュニケーションセンター『サイエンスウィンドウ』編集長)

話題提供2:テーマ「放送メディアとサイエンスコミュニケーション」
発表者:室山 哲也(日本科学技術ジャーナリスト会議副会長/ 元NHK解説主幹/ 大正大学客員教授/ 東京都市大学特別教授/ 科学ジャーナリスト/ プロデューサー)

発表1:権威に依らない科学ジャーナリズムメディアを目指して-IoT領域におけるサイエンスコミュニケーションの挑戦
発表者: 齊藤絵理子(早稲田大学 研究戦略センター 准教授)
発表2:科学フェスタとその運営を支える人材について-千葉市科学フェスタを例に-
発表者: 森井 映美子(トータルメディア開発研究所(元 千葉市科学館))
発表3:「サイエンスコミュニケーションのためのストラテジーの考察」
発表者: 長嶋淳(伊勢原市立中沢中学校)

参加者 17名
JASC2018年度第3回研究発表会:2019年 3月17日(日)筑波大学茗荷谷校舎116講義室

テーマ:サイエンスコミュニケーションと科学イノベーション

発表1:用語による説明の効用と限界~アルキメデスの原理「浮力」の発生はいつか?
発表者: 夏目雄平(千葉大学国際教育センター)
発表2:「科学館における学習支援プログラム開発へのサイエンス・コミュニケーションの導入」
発表者: 平井康之(九州大学 大学院 芸術工学研究院)・高安礼士(福岡市科学館)
発表3:海の学び活動と地域のネットワーク構築(仮)-
発表者:武岡英雄(千葉市科学館)
発表4:「ゲノム編集技術社会実装プログラムについて(仮)」
発表者: 佐々義子・田中利一・真山武志(くらしとバイオプラザ21)、渡辺政隆(筑波大学)

参加者 12名

12:00 | 拍手する | 拍手数(0)
2017/11/07

2017年度研究開発委員会事業実施報告

| by r_takayasu
JASC研究開発委員会の2017年度事業実施報告
2017.11.11
研究開発委員会担当理事:高安

2017年度事業実施報告
1.はじめに 
 サイエンスコミュニケーション協会は、調査研究活動を薦めるとともに、サイエンスコミュニケーション活動の社会実装化を進めることを重視しています。「研究委員会」は、研究会を開催するばかりではなく協会独自の調査を行い、会員各自の創意に基づく調査研究事業や委員会独自の研究発表会を行い、それらの社会への実装化を図るものとした。
 事業を進めるに当たり、その目的・対象や手法・領域等を考え、いくつかの研究テーマの元に定例会や調査研究事業を進めることとし、さまざまなサイエンスコミュニケーション活動を、市民及び協会員のサイエンスコミュニケーションに関する「個人的文脈」「学術的文脈」「社会的文脈」から考えることとしました。
 テーマは、
•個人的文脈:SCの個人的価値を考える(科学との出会い・科学随筆)
•学術的文脈:SCの学術的価値を考える(サイエンスコミュニケーション・サイエンス)
•社会的文脈:SCの社会的機能を考える(リスクコミュニケーションなどの社会的実装化)
の3領域構成とし、2017年度は「社会的機能」を重視したテーマに関する事業を推進しました。

2.2017年度事業
(1)定例会
     ・JASC2017年度第1回定例会:2017年4月23日(日)
テーマ:サイエンスコミュニケーションの現状と課題-ミュージアムのこれからを考えるミュージアムとクリエイティブの融合~
話題提供(発表20分)
話題1:「サイエンスコミュニケーションの10年」
     高安 礼士 (日本サイエンスコミュニケーション協会 理事)
話題2:「科学館におけるデザイン思考に基づくSC活動の展開」
     平井康之氏 (九州大学芸工院教授)
話題3:「科学フェスタの可能性について」
     針谷亜希子氏 (福岡市科学館開館準備室)
話題4: クリエイターの方(依頼中)
  ・JASC2017年度第2回定例会:2017年6月25日(日)筑波大学茗荷谷校
テーマ:サイエンスミュニケーションの現状と今後の方向を考える
    ~各分野の取り組みと見通し~
話題提供(発表15分 質疑応答10分)
話題1:渡辺 政隆 氏 (筑波大学教授)
 「1980年代からの日本のサイエンスコミュニケーションと現況」: 
話題2:佐々 義子 (特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21)
 「リスクコミュコミュニケーションの流れと現在の動向について」:
 話題3:平井康之(九州大学大学院 芸術工学研究院 教授)
   「デザインとサイエンスコミュニケーションの融合と課題」
 話題4:仲矢 史雄(大阪教育大学准教授)
  「関西支部の取り組みと今後」
参加者 14名


 ・JASC2017年度第3回定例会・研究発表会:2017年8月27日(日)筑波大茗荷谷校
テーマ:サイエンスコミュニケーションの現状と今後の方向を考える ~各分野の取り組みと見通し~
研究発表会(13:35~15:00) 
1)古田ゆかり(サイエンスカクテル代表):科学技術コミュニケーションの裾野を広げ厚みを増すための、新たなミーティングの実施
2)小林良彦(九州大学 基幹教育院):新潟で大学院生として行った科学コミュニケーション活動
3)萩原孝信(日本大学理工学部)・高橋友嗣(ユポ・コーポレーション プロダクト) :サイエンス・コミュニケーションに有効なAR-AgilityAdvantaged YUPO< TM white-text の研究〜手書き入力による潜在的発想の転換法への試論〜

基調講演:「日本のレギュラトリーサイエンスの現況」: 
   岸本 充生 氏 (大阪大学データビリティフロンティア機構)
(2)支援・公募「サイエンスコミュニケーション事業」
公募事業(3万円×3)としたが、再募集したが応募はなかった。

(3)その他事業(提案・協議)
・科学教具やグッズの開発
・科学政策やメディア分野との連携事業(サイエンスメディア関連コミュニケータ育成、政策広報コミュニケータ育成)
・冠事業の開発(天文、レゴ、ゲーム、科学博物館、講師派遣)
・地域交流事業支援:九州支部立ち上げ会(2018年2月(予定))


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