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2019/03/18

JASC2018年度 研究・定例会の実施報告

| by 管理者
JASC2018年度第1回定例会・研究発表会:2018年5月20日(日)(国立科学博物館付属自然園)

開催の趣旨
研究開発委員会では発表・情報交換の場としてのJASC研究発表会を半期に一回(程度)開催します。JASC研究発表会は、広くケーススタディを扱うとともに、サイエンスコミュニケーションのフレームワークを明確化した研究の成果や知見を共有する場とします。
定例会のテーマは「サイエンスコミュニケーションの広がり」で、新しい科学技術の社会実装化に伴うサイエンス・コミュニケーションの例として慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの方々にその取組のご紹介と本協会で事業紹介していただいた方々の研究発表が行われます。

テーマ:科学コミュニケーションの現在~全国各地での取り組み~ 
発表1:高校におけるサイエンスカフェの事例について-地元大学の教員を招いて-
発表者:○城守 寛、千田和則(岩手水沢高校)、佐々義子、笹川由紀(くらしとバイオプラザ)、由比 進(岩手大学農学部)
発表2:「食と健康教室」を通じたヘルスリテラシー教育と食のリスクコミュニケーションの実践
発表者:本間 直幸(北海道情報大学 医療情報学部 医療情報学科)
発表3:模擬講義を通した科学コミュニケーションの実践
発表者:小林良彦(九州大学 基幹教育院 次世代型大学教育開発センター)
発表4:育種分野におけるゲノム編集技術に関するサイエンスコミュニケーションの現状について 
発表者:笹川由紀(くらしとバイオプラザ21)
発表5:「『サイエンスコミュニケーター』は職業にできるのか」
発表者:本田隆行(科学コミュニケーター;2017年日本サイエンスコミュニケーション奨励賞受賞)

基調講演
テーマ: ドローン前提社会に向けた人材育成およびコンソーシアムの活動内容について
発表者:原田久美子(慶應義塾大学政策・メディア研究科 研究員)
    南 政樹 (慶應義塾大学SFC研究所 ドローン社会共創コンソーシアム副代表、政策・メディア研究科 特任助教)

参加者 24名
JASC2018年度第2回定例会・研究発表会:2018年9月9日(日)筑波大茗荷谷校

テーマ:科学ジャーナリズムの現況~様々な分野での新しい試み~     

開催の趣旨
研究開発委員会では発表・情報交換の場としてのJASC研究発表会を半期に一回程度開催します。JASC研究発表会は、広くケーススタディを扱うとともに、サイエンスコミュニケーションのフレームワークを明確化した研究の成果や知見を共有する場としています。また、特定のテーマに基づく定例会を年3回ほど開催しています。第2回定例会のテーマは「科学ジャーナリズムとサイエンスコミュニケーション―メディアによる違いを考える―」で、新しい世界情勢の中で科学技術の社会実装化に伴うサイエンスコミュニケーションの例として科学技術ジャーナリズムの方々にその専門領域での取り組みとメディア選択を考えます。

フォーラム/ 対話
  科学ジャーナリストはサイエンス・コミュニケーションのひとつの領域の専門性の高い職能集団と考えられているが、その中ではメディアによっては必ずしも同様な方法論で行っているわけではなく、また人材育成にも違いが見られます。今回は、科学ジャーナリズムの中における様々なメディア選択の違いによるコミュニケーションポリシーの違いなどについて質問または対話形式で考えることとしました。

話題提供1:テーマ「活字メディアとサイエンスコミュニケーション」
発表者:佐藤 年緒(日本科学技術ジャーナリスト会議 会長/元JST  科学コミュニケーションセンター『サイエンスウィンドウ』編集長)

話題提供2:テーマ「放送メディアとサイエンスコミュニケーション」
発表者:室山 哲也(日本科学技術ジャーナリスト会議副会長/ 元NHK解説主幹/ 大正大学客員教授/ 東京都市大学特別教授/ 科学ジャーナリスト/ プロデューサー)

発表1:権威に依らない科学ジャーナリズムメディアを目指して-IoT領域におけるサイエンスコミュニケーションの挑戦
発表者: 齊藤絵理子(早稲田大学 研究戦略センター 准教授)
発表2:科学フェスタとその運営を支える人材について-千葉市科学フェスタを例に-
発表者: 森井 映美子(トータルメディア開発研究所(元 千葉市科学館))
発表3:「サイエンスコミュニケーションのためのストラテジーの考察」
発表者: 長嶋淳(伊勢原市立中沢中学校)

参加者 17名
JASC2018年度第3回研究発表会:2019年 3月17日(日)筑波大学茗荷谷校舎116講義室

テーマ:サイエンスコミュニケーションと科学イノベーション

発表1:用語による説明の効用と限界~アルキメデスの原理「浮力」の発生はいつか?
発表者: 夏目雄平(千葉大学国際教育センター)
発表2:「科学館における学習支援プログラム開発へのサイエンス・コミュニケーションの導入」
発表者: 平井康之(九州大学 大学院 芸術工学研究院)・高安礼士(福岡市科学館)
発表3:海の学び活動と地域のネットワーク構築(仮)-
発表者:武岡英雄(千葉市科学館)
発表4:「ゲノム編集技術社会実装プログラムについて(仮)」
発表者: 佐々義子・田中利一・真山武志(くらしとバイオプラザ21)、渡辺政隆(筑波大学)

参加者 12名

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