内容 | 第31回 海のサイエンスカフェ
『海の中の「水の塊」が台風の強さを左右する!?』
話題提供: 西川はつみさん(海洋研究開発機構)
私たちの住む日本の南の海の中、水深100~500m付近には、“亜熱帯モード水”と 呼ばれる巨大な水の塊が存在します。その体積は東京ドーム約17億個分で、東西 方向に約4000㎞、南北方向に約1500㎞、深さ方向に300~400mに及んでいます。 モード水の体積は毎年変化しており、この変化が台風の強さに影響することが最 近の研究でわかってきました。そもそもモード水とは何なのか?海の中の変化が どうやって台風に影響するのか?実際の海の中の観測の様子も交えながら、ご紹 介します。
日時: 2024年9月16日(月・祝) 9:30~11:30
場所: 北海道大学東京オフィス
(東京駅日本橋口すぐ サピアタワー 10階(受付は3階)) |