内容 | <新型コロナウイルス関連 対話イベント>
新型コロナウイルスの感染対策と日常の両立が議論されています。感染経路である、ウイルスをふくむ飛沫の動きが分かったら、この議論に役立つでしょうか?
理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」を利用して、飛沫や空気の動きを仮想空間上で計算し、マスクや換気、パーティションが、飛沫の動きにおよぼす効果などを調べる飛沫シミュレーションが行われています。未来館のドームシアターにおける飛沫シミュレーションをパネル展示にして公開したところ、大きな反響をいただきました。そして、展示の情報が同じなのに、人によって受け取り方が異なることがわかりました。
今回のイベントでは、参加者のみなさんに、自らが飲食店にいる設定で飛沫シミュレーションの結果の一例を見てもらい、その感想を参加者同士でシェアします。そしてゲストスピーカーである研究者もいっしょに、シミュレーション研究の情報発信のあり方について、自由な雰囲気で考えます。
◆ゲストスピーカー◆
<坪倉 誠>
神戸大学 大学院システム情報学研究科
計算科学専攻 教授
独立行政法人理化学研究所
計算科学研究センター チームリーダー
<神代 和明>
東北大学大学院 大学院医学系研究科 助手 |