内容 | 【日 時】
7月5日(日)14:30-15:45
【ゲスト】
愛甲 哲也さん(北海道大学 大学院農学研究院 准教授)
加藤 弘通さん(北海道大学 大学院教育学研究院 准教授)
【聞き手】
梶井 宏樹(北海道大学 CoSTEP 博士研究員)
鬼ごっこなどの公園での遊び、学校や塾などでの学び、勉強やゲームといった家の中での営み―― 新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもたちの当たり前の世界は一変しました。私たちはこの経験を、これからの子どもたちの遊び場や学び場づくりに、どのように活かすことができるでしょうか。今回のサイエンス・カフェ札幌では、休校によって、子どもの生活や意識にどのような変化が生まれたかを調査している北海道大学の2人の研究者をお招きします。今後同様の事態が発生した時はもちろん、日頃からの子どもたちの過ごし方に大切と考えられることについて、最新の調査結果に基づく話題提供をいただきます。
愛甲哲也さんは、休校中の子どもたちの生活の実態や保護者の意識の変化に関する調査を1000 人以上の保護者に行いました。加藤弘通さんは、中学生に対する継続的な意識調査を休校明け直後にも実施し、休校が生徒のストレスなどにどのような影響を与えたのかを分析している最中です。
私たちは今の時代を生きる子どもがどのように過ごせる世界を願うでしょうか?そのために、大人としてどのような遊び場や学び場を整えることができるでしょうか?新型コロナウイルス感染症の流行を「社会のあり方を考え直すきっかけ」として捉え、子どもの世界にとって大切なことについて語り合いましょう。 |