内容 | 最期まで自分らしく生きるために今私たちに必要なこととは何か、みんなで考えていくトークセッションです。
「人生100年時代」を向かえ、日本はこれまで経験したことのない超高齢社会に突入しました。高齢の方が増えると看取りの数も増えます。人生の締めくくりの時期に、本人がどう過ごすかに加え、家族や医療・介護関係者などがどのように寄り添うかは、これまで以上に大きな課題となっています。
「もしものとき」の医療・ケアについて、本人が前もって家族や信頼できる人、医療者、介護者などと繰り返し話し合い、共有するプロセスを「アドバンス・ケア・プラニング(ACP)」と呼びます。
これは高齢者とその家族だけに関わる問題かというと、そうではありません。本人が納得し、家族が後悔しない最期を迎えるためには、看取りに至るまでの日常をどう暮らしていくかから考えることが重要で、それぞれの考え方次第ではありますが、多くの人に関わりがあることなのです。
このトークセッションでは、医療や介護現場の最前線で活躍される医師と介護支援専門員の方をお招きし、これからの未来によりよく生きるとはどのようなことか、その実現のために期待される医療や介護の役割とは何か、科学技術の進歩はその助けとなりうるのかなどについてお話ししていただきます。
※トークセッションの詳しい内容は、科学コミュニケーターブログでも紹介しています。下記URLからご参照ください。 |