内容 | 趣旨:わが国では学校教育において数学・理科・情報などの教科を通して科学教育がなされてきている。しかしながら、近年、確率・統計・科学的定説・科学的検証についての誤解や無理解、ニセ科学・フェイクニュースの蔓延、証拠に基づく議論・合意形成の軽視など、科学的な態度や行動に係わる問題が数多く発生している。まさに、科学教育で伝えるべきことが正しく伝わっていないのではないかと考えられる。本シンポジウムでは、このような状況の背景について、お二人の講師に情報化社会論および認知心理学の面からご講演いただき、科学教育で何をどう伝えるのかについて、共に考えたい。
<プログラム>
13:00~13:10 開会挨拶および趣旨説明
13:10~14:00
講演1 奥村晴彦(三重大学・教育学部・特任教授)
情報化社会におけるデマと科学
14:10~15:00
講演2 菊池聡(信州大学・人文学部・教授)
疑似科学を信じる心理-クリティカルシンキングを育てるために-
15:10~16:30 パネルディスカッション
コーディネーター:辰己丈夫(情報処理学会)
パネリスト:奥村晴彦、菊池聡、構成学会からの指定討論者
16:30閉会
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参加費500円
事前申込(当日申し込み可)
https://forms.gle/c3C1beKHTDTcJGY56
11月23日迄に事前申し込み頂けますと有り難いです。 |