内容 | 日程:2016年3月2日(水) 、18:30~20:30
場所:札幌カフェ(2F 会場) 住所:札幌市北区北8条西5丁目2-3 電話:011-299-6967
講 師: 矢倉 英隆 (サイファイ研究所&パリ大学ディドロ)
開催主旨:
この世界を理解するために、人類は古くから神話、宗教、日常の常識などを用いてきました。しかし、それとは一線を画す方法として科学を編み出しました。この試みでは、長い科学の歴史の中で人類が何を考え、何を行ってきたのかについて毎回一つのテーマを選び、講師が私的なプリズムから見える世界を提示します。そこでは科学の成果だけではなく、その背後にどのような歴史や哲学があるのかという点にも焦点を当てます。その世界を基に参加者の皆様が考えを巡らせ、その交換を行うことにより新たな理解に辿り着くことを目指しています。そして、最終的に人間という存在の理解、自らの深化、変容に繋がることになれば素晴らしいと考えています。これまでは東京で開催していた会ですが、今回から札幌でも開催することに致しました。ご理解、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
第1回は、この会のこれからの議論の基礎となる科学と哲学との関係を取り上げます。科学を生み出した哲学は20世紀に入り科学の世界から排除され、現在では多くの科学者が哲学には目もくれなくなっているようです。しかし、科学の中にはいくつもの哲学的なテーマが含まれているように見えます。寧ろ、自然をより豊かに理解するためには、哲学からの視点が重要になるようにさえ見えます。講師がこれらの問題に入るための背景について30-40分話した後、参加の皆様にそれぞれの立場から考えを展開していただき、懇親会においても継続する予定です。興味をお持ちの方の参加をお待ちしています。
一般:1,000円 学生:無料
(飲み物代は別になります)
終了後、参加者の懇親を兼ねた会も予定しています。
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